麓山公園(はやまこうえん)2。

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二本松藩、丹羽(にわ)氏の別邸であった麓山公園。心字形の通称「弁天池」が配された日本庭園は郡山市民の憩いの場にふさわしく、四季折々の景色を楽しむことができます。弁天池は弁財天を祀る祠があることからこの名前がついたそうです。

1882年(明治15年)10月10日には、安積疏水の通水式が盛大に開催されました。(撮影:9/2/2016)

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↑公園内に建つ芭蕉の句碑。
「雲折々人をやすむる月見かな」

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↑慰霊塔。大戦で戦死された方の慰霊と平和を願って1960年(昭和35年)竣工。
9代目郡山市長 秀瀬日吉(ひでせひよし)氏によって建てられたようです。
裏に付いているドアの中はどうなっているのだろう?

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↑風光明媚な日本庭園。手入れが行き届いています。

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↑公園内の北側を通る「はやま通り」に面して、二本松藩の安泰を祈願した弁財天の祠が鎮座しています。

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↑弁財天の周りの灯籠は壊れたままですね。

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↑時代を感じる祠が並びます。

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↑弁財天への鳥居も壊れたままですね。

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↑鳥居には、□□八未年11月吉日。うーん?年号が読めない。

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↑二十三夜塔。

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↑文政三年(1820年)庚辰九月十三日。

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↑文政十三年(1830年)寅年。天保元年?

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↑弁財天祠の手前には「遊女の碑」が2つ建っている。
「水くさし端沼山のおとこへし」あやめ

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↑そしてもう一つ「巳の日にも小松ひきせんわが背子と」鶴子
二つとも郡山宿の旅籠 佐渡屋の遊女の句とのこと。

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↑石段だったのかなぁ?

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