
第1次拡張事業により水源としていた逢瀬川第1取水場の水源が、郡山の発展とともに住宅や工場が増加し、汚染が深刻な問題となりました。 また、分水を希望する地域も増加したため、新たな水源として同じ南川上流7.5km地点に矢地内取水場を建設し、そこから豊田浄水場まで導水する第三次拡張事業が進められました。1962年(昭和37年)〜1965年(昭和40年)
この第3次拡張事業によって矢地内取水場・豊田浄水場までの導水管が造られています。(撮影:12/4/2008、11/19/2018)

↑矢地内取水場( やぢうちしゅすいじょう)全景

↑南川から取水している。

↑取水場入口から南瀬川下流を望む。(川沿いはキレイとは言いにくい状況である)

↑矢地内取水場の表示。

↑郡山市水道局の表示。

↑場内には沈殿池が見える。

↑沈殿池を横から望む。

↑敷地は川沿い以外フェンスで囲まれており、あたりには水田が広がる。入口反対側から望む。

↑南川上流を望む。この上流には多田野の集落がある。

↑取水口側へ回ってみる。

取水口アップ。コンクリートの具合が年代を感じる。

↑取水口と水門。

↑取水口部分を横から望む。

↑水利使用標識。

↑この水を豊田浄水場から飲料水として飲んでいるのかぁ…。何も言えねぇ。
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追記2018年11月20日

平成25年3月末日での豊田浄水場廃止に伴い、取水の役割が停止されていた矢地内取水場。残念ながら、平成31年3月15日までの撤去工事が進んでいます。——————————————————————————
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《参考文献》
◇「郡山市水道史 続編」 編集・発行:郡山市水道局
◇「郡山市水道90年のあゆみ 1912〜2001」 発行:郡山市水道局